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導入事例

AINOMIYAと午睡センサーの連携により、保育者の精神的負担が軽減。園児の些細な変化にも目を向けられるようになりました

この事例の要約

  • AINOMIYAで午睡チェックの監査対応が一本化

  •  導入の際は、保育にどう組み込むか現場で話し合った

  •  職員とシステムの二重チェックで園児の些細な変化に気づけるように

  •  保育者の安心感につながり、精神的な負荷が減った

  •  保護者からも好評で園を選んでもらえる安心材料や魅力になっている

AINOMIYAと連携している着衣型午睡センサーを活用して 保育士の業務省力化に取り組んでいる保育園にお話しをうかがいました。

ボタンひとつで連携され、監査資料が一本化でき省力化が実現

AINOMIYAの導入をした背景を教えてください。

他社ICTシステムとの契約が終わるということもあり、その他のツールを検討していたなかで、ICTシステムのランキング上位にAINOMIYAが入っていました。
AINOMIYAの登降園打刻は、職員や保護者のスマホにアプリを入れる必要がなく、カードでタッチするだけで操作がカンタンなことが導入するポイントになりました。(※)

※ 登降園時刻の通知や保護者連絡を利用される場合は、保護者アプリのダウンロードが必要です。

AINOMIYAと連携している園児見守りセンサーを導入した経緯を教えてください。

もともと園児見守りセンサーの導入が先で、後にAINOMIYAを導入しました。
園児見守りセンサー導入前は、職員が園児の姿勢の方向を5分間隔もしくは10分間隔ですべて手書きで午睡チェックリストに記入していました。
午睡の時間は保護者への連絡帳の記入や製作の準備など、さまざまな業務が集中していますが、園児の睡眠を見守り、SIDSなど午睡中の事故も未然に防がなければならないため、保育士の業務軽減や精神的負担を軽減することが解決すべき課題のひとつでした。
園児見守りセンサーはアプリの使い勝手の良さもさることながら、何よりセンサーの精度が高く誤検知がないので安心して運用することができます。また、導入を検討する前に無料トライアルができたことも有効でした。
さらにAINOMIYAを導入したことで、園児見守りセンサーの午睡チェック情報がボタンひとつで連携、反映されるので、監査資料が一本化でき作業効率は格段に向上しました。

導入の際に気を付けたポイントはありますか。

導入するうえでいちばん大事にしたのは、「職員の動きを大きく変えずにどうやって活用していけばよいか」という点です。
おひるねバンドやトランスミッターの付け方、タイミングなどを、今までしてきた保育のなかにどのように組み込めばいいのか、実際に職員が不安になる部分、ここは大変だというのを、こういう風にすれば良いのでは?と話し合いました。また、着衣型午睡センサーの担当の方からも他園さんの運用状況を聞き、自分達にとってよりよい方法を模索していきました。
ほかに、午睡の終了時の電源の切り忘れや、入力漏れがないかなどに注意を払っています。作業が省力化できている分、そこだけはしっかり確認するというポイントをおさえないといけないなと思っています。

iPadの操作に不慣れな方は、どうされていましたか?

タブレットやアプリの操作は見やすく、カンタンなのですぐ適応できました。
当園では、職員同士で休憩を回していますので、検温入力や午睡チェックは、正社員、パート関係なくすべての先生が操作し、園児たちを見守っています。
全員が操作できないと困るので、操作がカンタンでよかったという声が多いです。
AINOMIYAと連携する部分では、担任や正社員のみが管理・操作できるようにしています。

二重チェックで子どもの些細な変化にも目をむけられるように

着衣型午睡センサーの導入を実際にしてみた効果はいかがですか。

アプリのチェックボタンをタップするのみで姿勢をチェックできるので、連絡帳を書きながらでも余裕をもって、園児たちを見守ることができるようになりました。
午睡チェックの自動記録により、手書きリストの作成が不要になり、業務を省力化できましたし、なにより午睡時の精神的負担が大幅に軽減しました。目視ではうつぶせ寝か横寝かがわかりにくいときに、うつぶせ寝アラートがなるので、連絡帳を書きながらでも危険を察知できます。導入前は、一日2回、熱の上がり方や、元気がない、食欲がない、触った感じで身体が熱くないか、登園したときからどのように変わってきているかをチェックしていましたが、導入によって自分たちの今までしてきたチェックと着衣型午睡センサーの二重チェックができ、これまで以上に園児の些細な変化にも目を向けられるようになりました。

体調の見守りがあってよかったと感じたことがあれば教えてください。

体表温度も常にアプリに表示されていますので、登園時に全員揃ったタイミングや、検温入力時、食事、外遊び前後、午睡前後など、その都度確認をしています。体表温度が上がって表示されるときは、外が熱かったのかな、食事をしたからかな?と職員同士で話し合います。
小さな温度変化は、通常の検温では測れない部分なので、体調を見守るという点でたいへん効果があったと思います。

AINOMIYA、着衣型午睡センサーを導入してどんな変化がありましたか?

職員の意識が変わりましたね。SIDSは、保育士の資格を取るときに必ず学んでいますし、園内では張り紙による注意喚起をしたり、職員同士の話の中でも出ていましたが、導入することで、未然に防ぐことへの意識がかなり高まったと思います。
AINOMIYAへの入力のタイミングなど、より働きやすく、負担を少なくするためにはどうすればよいかを職員同士で話し合う場を設けたことで、声をかけ合う機会やコミュニケーションも増えました。職場への満足度の向上にもつながっていると感じています。

保護者からの反応はいかがでしょうか?

保護者さまからは、技術を使って見守ってくれることに関して、安心感があると言っていただけています。特に入園前の見学時に着衣型午睡センサーのご説明をすると、「すごいですね」と言っていただけることは多いですね。保育園を選ぶ際の一つの安心材料、魅力になっていると思います。登降園も手書きの入力がないので、便利だと思っていただけています。

「なにを大事にするのか」を考えた結果、積極的にICT・IoT化を
取り入れた

AINOMIYAと連携していることで、よかった点を教えてください。

書類が一つにまとめられる点がたいへんよいと思っています。
今までだと、園児がどのくらい食べたかの食事量の書類、午睡の書類と紙で分けて提出していましたが、検温や登降園時間も一緒に着衣型午睡センサーのチェックシートに記載されるので助かっています。チェックシートはいつでも出力できますし、ペーパーレス化が進み、紙でなくデータファイルとして提出することが可能になったので、より使いやすくなりました。
ほかにも、園児の情報が同期され、アプリが連携されているので着衣型午睡センサーへの園児情報の入力作業が省略でき、入卒園の入れ替えがスムーズにできました。

導入を迷われている方にメッセージをお願いします!

省力化が進む今だからこそ、「なにを大事にするのか」をしっかり考えないといけないなと、自分たちにも言い聞かせています。
当園では、保護者さまとは直接お話ししないとわからないこともありますので、コミュニケーションの時間は大切にしたいと思っています。
そこで、コミュニケーション以外での午睡見守りや、連絡帳の作成、写真販売ように、省力化できるところでICT・IoT化を取り入れています。また、今後も積極的に取り入れたいと思っています。
相乗効果の高いICT AINOMIYAと着衣型午睡センサーの併用は、より安全安心な保育に役立つと思っています。着衣型午睡センサーはスマートウェアやおひるねバンドの着用、アプリ操作方法の周知、慣れて統一するまでは、ある程度は時間がかかりますが、慣れれば省力化できますし、二重チェックの安心感など精神的なメリットの方が大きいですので、あまりハードルが高いと思わず、取り組んでほしいなと思います。

みなさまの保育環境の向上にAINOMIYAがお役に立てれば幸いです。この度はありがとうございました。

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